テーラモ県は、アブルッツォ アペニン山地の東側とアドリア海に向かって緩やかに傾斜する谷が特徴的です。アペニン山地の二大山岳地である、グランサッソディタリア山とラガ山は、テーラモ県に位置します。グランサッソディタリアは、西側の県境とコルノ グランデの山頂が特徴的です。
同じ山岳地帯にカルデローネ氷河があります。グランサッソの岩壁は近付き難く、森、美しい渓谷、壮観な滝など豊かな自然が溢れる県の最北のラガ山とは異なる自然形態を成しています。東側のアドリア海沿岸の海辺の町は七人姉妹で有名で、砂浜、典型的な地中海気候、ヤシの木、松の木、オレアンダーが特徴です。 テーラモの大部分は丘陵地帯で、ヴォマーノ川など7つの河川が谷に沿って流れています。